実録「私はコレでタバコをやめました...」禁煙補助薬チャンピックス体験談

·2024-10-20 14:43:02

「私はコレでタバコをやめました...」のセリフを覚えていらっしゃる方は、たぶんバブル世代ではないでしょうか？マルマンの禁煙パイポは1984年にテスト販売が開始され、テレビコマーシルが放映されると同時に話題となり一世を風靡しました。

※2017年7月の記事を最新情報に更新しました

でもってこちらが、弊ブログに度々ご登場頂いている食いしん坊のY氏。実はお子さんが生まれたことをキッカケに、今年の2月に禁煙を決意。禁煙補助薬として有名なPfizer社のチャンピックス^®錠を約1ヵ月服用してみごと禁煙に成功しました。

※Pfizer社の都合により2021年8月より出荷停止となっております。2024年8月のプレスリーリースによると、出荷再開は2025年上半期を予定しているとのことです。出荷が再開されましたら、当サイトでも直ちにお知らせ致します。

禁煙を始めてからカレコレ半年。一度も吸っていないと言うから大したものです。でも、これはチャンピックスの効果だけではありません。チャンピックスの服用をやめた後でも、タバコを吸いたい！と言う衝動に駆られることは多々あったハズ。

そこはY氏の強い意志があったのは言うまでもありません。ただ、禁煙補助薬がその助けになったのも事実。「私はチャンピックスでタバコをやめました...」と言うY氏に、改めて色々聞いてみました。と、その前にチャンピックスってどんなお薬なのかちょっと解説を。。。

チャンピックスの有効成分となるバレニクリンとは...

バレニクリン (英語: Varenicline) とは、α4β2ニコチン受容体の部分作動薬作用で、ニコチンよりも弱いニコチン受容体への刺激作用を持つ。日本では商品名チャンピックス（CHAMPIX）で、ファイザーが販売する。適応は禁煙の補助である。アメリカ合衆国では商品名チャンティックス（CHAMTIX）で、2006年より販売されている。

禁煙に対する効果は、α4β2ニコチン受容体の部分作動薬作用（刺激作用と拮抗作用）によって発現する。刺激作用は部分的で、ニコチンより弱い。ニコチン受容体を軽く刺激することで少量のドーパミンを放出させ、禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する欲求を軽減する。拮抗作用は、ニコチンのニコチン受容体への結合を妨げ、その作用を弱める。ニコチンによるドーパミン放出を抑制するので、喫煙による満足感を得られにくくする。

...と、まあWiKiによる解説はなかなか難しい表現ですが、ザックリ解説すると「タバコを吸って得られる満足感」の代わりになる満足感を与え、逆に「タバコを吸って得られる満足感」は得られないようにお薬でコントロールしているのです。

しかし、ドーパミンをコントロールすると言うことは「満足感」といった精神的な部分をコントロールすることなので、その副作用も精神的な部分に及ぶ場合があります。Y氏の場合は、気分が高揚する躁（そう）の状態があり、寝付けなかったりしたそうです。

＜主な副作用＞
吐き気
頭痛
上腹部痛
便秘
お腹のはり
普段と違う夢をみる
不眠

詳しくはPfizer社のチャンピックス公式HPでお勉強されることをお勧め致します。他にも二次的な副作用として「体重が増える」と言うのがあります。Y氏の場合もこの半年で約5㎏も体重が増えたそうです。ただ、ぶっちゃけ食べ過ぎが原因ですけどね ('◇')ゞ

ではここで、Y氏ご本人の生コメントをご披露しましょう♪

「薬飲んでタバコ吸うとゲロマズ！一週間の猶予もいらなかった。三日目でもういいかなと」
「薬飲んでる間は脳みそに働きかけてたのかな。タバコを吸いたくなかった」
「薬飲まなくなったらそりゃ吸いたかったよー！そこは我慢だね」
「タバコやめてから風邪も引かないし、喉も痛くないし、ゴハンも酒もおいしくなったかな～」
「１日30本だから一箱半。吸わなくなってお小遣い増えた」
「この浮いたお金は飲み代に消えました～(笑)」

タバコをやめたいけどやめられない、と言う方。シラチャに住んでいらっしゃる方でも、実は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。こちらのお薬は2週間分で１箱1,800฿。決して安くはありませんが、コレでやめられたら正直言って安いものですね。

最初の1週間は吸っても良い期間。タバコを吸っても美味しくなくなり、もう吸わなくても良いかなぁ～♬ と言うタイミングで禁煙を始め、約3ヵ月掛けて禁煙を達成します。気の短いY氏は3日で禁煙を始め、なんと約1ヵ月で達成しちゃいましたが...(;'∀')